▼ 東京インターナショナルギフトショー2012(東京ビッグサイト) 気ままレポート

2012/2/8圧倒的な広さの会場の中、やあ、にぎやかで活気があります。雰囲気を演出する設えやデザイン、商品に合せて“さすがなるほど”と思わせる各ブース。今回は建築とは直接には関係はない分野ですがいくつか私なりに気になったブースがありました( 写真撮影はできないようなので残念です )

“ホームファニシング&デコラティブフェア”エリア

(1)山崎実業株式会社 http://www.yamajitsu.co.jp/

独自のデザインの生活雑貨を展示。傘立てなどの特徴のある白一色の“ネストパターン”が良く、長く楽しめそう。また女性ならきっとドレッサーのカウンターの上に欲しいだろうなと想像される、ピアスなど装身具を掛ける小振りな“ツリー”が実用的でもあり、愛らしくすてきでしたね。あまり見た事のない“切り絵のパターン”を使ったものもやはりモノトーンで個性的です。それらは白いタイルの上に置かれ、ブース全体の淡い色の設えと良く合っていました

創業は大正、設立は1971年と年季がはいっていますが、良いものを生み出す情熱に富んだ会社らしい

サイト内で紹介されているトルソー型のアイロン台も使ってみたくなりますね~

(2)岩手県二戸市 浄法寺漆

日本の使用量の1%という国産の漆。この質と量を確保するための栽培管理をしているとのこと。東照宮や中尊寺など国宝の補修も担う。日用のお椀などの食器類、優雅でふっくらとした全体のフォルムの中、引き締まったエッジを持つ極めてシンプルな形態。光沢艶を抑えた漆の仕上げは凛としてこれを際立たせる。(写真はサイト掲載の、作家の方々の作品)

 

 

 

 

 

 

(3)株式会社ラ・ルース http://www.la-luz.co.jp/item-category/0211.html

特に木製のキッチン用品が目に留まりました

“きのこ”や“魚”の箸置き、“十字”鍋敷き、“ふくろう”の七味入れ、等々愛らしい、

“しかの角”部分をフォークの先にあてたもの、これなどは、どこかなつかしい?・・・後から考えるに“石器時代”の手作りの道具ないしは動物の象徴?を連想していたような・・・。いずれも木の温かみを表現したもので子供に喜ばれること間違いなさそう~

 

 

 

(4)ichiori shade 市川織布工場 http://ichiori.com/

遮熱には窓の外の日除けが効果的、昨夏は我が家でも“よしず”の恩恵に預かりました。

これはポリエステル再生糸で屋外用。和洋どちらにも合うおおらかでさわやかな印象の色使いでゆらぐシェード。室内の涼を味わう“すだれ”や視線を遮る“のれん”代わりにも利用できそうです

 

いずれも実用的であると同時にポエムや夢を売るもののようです